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正しい大学受験証明写真の撮り方

2023年02月09日

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正しい大学受験証明写真の撮り方

「大学受験票写真は制服で撮ってはいけない。」これ、知っていますか?志望大学合格をつかむために大切なことはたくさんありますが、まず何よりも重要なのは、不備なく大学へ願書を提出することではないでしょうか。こちらでは、出願や当日の受験票に欠かせない大学受験証明写真の正しい撮り方についてご紹介します。ギリギリになってから慌てて撮って後悔することのないよう、しっかり準備を進めていきましょう。

出願開始は早くて9月!写真を撮る前に確認しておきたいこと3つ

大学受験証明写真を撮影する前に確認しておくべきことが3つあります。

①出願期間

出願開始が最も早いのが総合型選抜(旧AO入試)で9月中旬、続いて学校推薦型選抜(推薦入試)が11月、最後が一般選抜(一般入試)で12月になります。出願期間は学校によって異なるので十分注意しましょう。

②出願方法

従来の紙の願書での出願に代わり、インターネット出願が主流になりつつあります。インターネット出願の場合も、顔写真の郵送や顔写真データのアップロードが必要になる場合、受験票に貼り付けて受験当日に持参すればよい場合など、学校によってさまざまですのでしっかり確認しましょう。

また、インターネット出願の場合は写真データさえあれば複数の大学に出願可能ですが、紙の願書や受験票にはその数の分だけ写真が必要になります。いざというときに足りなくなって慌てることのないようにしましょう。

③受験写真のルール

出願の大学の要項をよく確認して、大学ごとの受験写真ルールを把握しましょう。写真サイズはもちろん、カラーか白黒か、また、3カ月以内に撮影など指定がある場合はそれに従う必要があります。大学の校則もわかる範囲で確認しておきましょう。保育科を志望している場合、髪色は加工しないよう求められることもあります。

大学受験の合否に関係あるの?大学受験証明写真の重要度とは

総合型選抜や学校推薦型選抜などで面接がある場合は、大学受験証明写真によって結果に影響を与える可能性があると考えられます。それがどの程度であるかは、その大学のカラーや担当する面接官によっても変わってくるので一概にはいえませんが、証明写真も出願書類の一部と心得て、どのような相手にもきちんとした印象が与えられるものを目指しましょう。

一方、一般選抜であれば試験の点数のみで合否が判定されます。出願の規定に沿っていて、大学受験当日の本人確認が可能なものであればどのような写真でも問題ないとも考えられます。とはいえ、出願書類とは自分が入学を希望する学校に提出するフォーマルなものです。相手方に失礼のないよう、また、自分自身も不安なく、自信を持って提出できるものに仕上げることがベストといえるでしょう。

また盲点なのは、出願に使用した写真が入学後そのまま学生証に転用されるケースも多いということです。その点で、制服での撮影は避けた方が良いのです。学校によっては4年間、アルバイトの採用時などの身分証明に使うことになるかもしれないということを頭に置いておきましょう。

証明写真機で撮る?写真スタジオで撮る?自撮りはやっぱりNG?

面接がある場合は、写真スタジオで撮ってもらうのがベストといえます。スタジオ撮影に臨むことで受験に対して気合も入りますし、自信が持てるでしょう。また、左右どちらかの肩が下がってしまったり、男性の場合はネクタイが曲がってしまったりなど、自分では気づきにくい部分にも気を配ってもらえるので安心です。
では、証明写真機はどうでしょうか。最近ではスピード証明写真機の品質もかなり向上していて、スタジオ並みのクオリティで撮れる場合もあります。機種によっては補正や撮り直しができたりもするので、比較検討すると良いでしょう。いずれにしても、インターネット出願の予定がある場合はそれに対応できるかどうか確認しましょう。
自撮りはさすがにNGでしょうか?こちらも、スマホとSNSの発展とともに自撮りも進化を遂げた現代では、選択肢に入らないとは言い切れなくなってきています。ですが、自撮り写真不可としている大学があることも事実ですし、撮影にかなりのテクニックを要しますので、選択は慎重にしましょう。証明写真機、自撮り、ともに大学受験証明写真としてふさわしいものかどうか、冷静に確認してくれる第三者の目が必要です。また、願書用と受験票用とで写真を使い分けるのも良いでしょう。

実際に撮影に臨む際の注意点と適切な身だしなみは?

道理として、通っている高校の校則に反した髪色で撮影に臨むことは避けましょう。前髪は目にかからないようにします。

前述のとおり、撮影時は制服は着用しません。大学生としての正装をイメージして、黒や紺、グレーなどのスーツを用意できればベストです。シャツだけですと背景と同化してしまいがちなので、ジャケットがある方が締まります。シャツのボタンは上まで留めて、男性はネクタイに気をつけましょう。アクセサリーは着けない方が無難です。歯は見せずにほんのわずかの微笑ができるとベストです。自然に口角を上げる練習をしておきましょう。
大学受験当日に眼鏡をかけるのであれば眼鏡をかけて撮影しますが、眼鏡のフチで目が隠れないようにします。二重のりも、受験当日に使用するなら撮影時もして構いません。ノーメイクでもちろん良いのですが、メイクする場合はナチュラルメイクに留めておきましょう。肌補正は良いですが、目を大きくしたりする不自然な加工は絶対にやめましょう。
スタジオ以外で撮影する場合は、ひざの上に白い布を置くなどすると顔が明るく映ります。特に自撮りの場合は、とにかく照明がポイントになります。顔に影がかかっていると貧相に映りますしセルフ感が強く出てしまうので、手を尽くしましょう。片手で撮ることは避け、三脚を利用します。撮った写真は必ず目上の人にチェックしてもらいましょう。

まとめ

・①出願期間 ②出願方法 ③受験写真のルールを確認
・証明写真も出願書類の重要な1ピース。面接がなくても十分気をつけよう
・学生証に転用されることも多いので制服で撮るのはNG
・大学生としての自分を意識して撮影に臨もう

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